また今月も10月31日最終営業日に書いています。
先ほど「やっべ!日記書かねばねな!」と言ったら、更新担当A音は少し沈黙したあと、「天野さん、毎日、日記書いてるんですか。ふ〜ん、マメですね。笑」と言っていたので、本当は悔しいのでしょう。
でも、先月、大型案件3件決める、なんて豪語しただめ社長は一個も仕事が取れませんでした。申し訳ありません。
先日、損保大手のお客様にお伺いして、初めてお会いした新しいご担当者さまに「社長日記を拝見しました。いろんなところに行ってるんですね。日記忘れたらうな重ごちそうしないといけないんですよね?笑」と言われ、意外と見られているんだなあ、と嬉しく思った次第でした。
先月の戦国時代の話に続いてしまいますが、皆さんは「どうする家康」をご覧になられていらっしゃるでしょうか。先週、ついに直江兼続公が放送に出てきました。かの有名な上杉謙信公、そして米沢藩城主、上杉景勝公の家老として名を馳せた武将です。2009年の大河ドラマ「天地人」で、妻夫木聡さんが兼続公を演じました。毎週楽しみに見ていたものです。その年の、私と女房殿の不思議な体験をちょっと書きます。
前年の2008年1月にガーラ・アマノ山形支社を山形市に作っていました。その山形支社への出張の際に、女房殿が国鉄に勤めていた父の転勤で子供のころに米沢にいたこともあり、当時大河ドラマで盛り上がっていた米沢市に立ち寄ってみたのです。
観光場所となっていた直江兼続公と妻・お船のお墓は、とても質素で、お世辞にも大きなお墓ではありませんでしたが「愛」を旗印に掲げた兼続公の真摯な質素な生き方がよくわかる素敵なお墓でした。そのあとに、上杉謙信公のご遺骸がある米澤藩主上杉家廟所に行きました。上杉一族の亡骸が土葬で祀られているところです。
受付を済ませたのが、すでに午後4時を過ぎていて、多少薄暗かったと思います。その際に受付の男性から、「5時で閉館となります。夕方になりましたから、謙信公にひっぱられないように気をつけてくださいね。」と言われて、「はい!(くすくすっ)」と答えて、杉木立のとおりを夫婦二人で進みました。
ちょっと記憶が定かではないのですが、謙信公、景勝公のお墓を中心に、左右に歴代藩主のお墓があったように思います。
これも記憶が定かではないのですが、玉砂利が敷き詰められていたと思います。ひと通りお参りをして、振り返って正面門を目指して、帰ろうとしたときでした。そこで不思議な体験が起こったのです。
杉並木と玉砂利が「ぐわ〜ん」と歪んだように見え、前に一歩進もうとすると、誰かにひっぱられているように足が重い気がしたのです。「ん、なんかおかしい!」と女房殿の肩につかまったところ、女房殿も同じく「足が動かない!」と言うのです。誰かが、二人の体を引っ張っている様な感じでした。
ただ、一歩、いっぽ前に進んでいるうちに、体の重さがどんどん無くなっていき、正面門についた時は、もうなんともなかったのです。一人だけおかしいならまだしも、二人とも不思議な体験をするなんて。私は、心霊的な素質も持ち合わせていないため、まったく初めての経験でした。家内は何度か不思議な経験がありますが。
でも正直怖いという恐怖感は無く、むしろ清々しい様な気がしました。
二人で話をした結論は、家老だった直江兼続公のお墓にお参りしたあとに、上杉家の御廟所に行ったので、上杉家の方たちが私たちが上杉家の事を知っていると思い、「もう少しここにいたらいいじゃないか!」と私たちを止めようとしたのだ、と勝手な解釈になりました。(上杉家の藩主の皆さまは土葬でしたので、外に出るのが楽だったのでは、と。)
上杉家廟所ホームページはこちらです。http://uesugigobyo.com/
ぜひ、皆さまもお時間ありましたら、一度遊びに行ってみてください。ただし、必ず直江兼続公ご夫妻のお墓に行ってからですよ。
二伸:これを書いている間に更新担当A音が、お客様と電話でお話していて、何か親切にしていただいたらしく「マジで◯◯◯さん、ラブ~!」と言っていました。
以前、うな重で3〜4千円取られるなら居酒屋ごちそうするわ、と言ってビアガーデンかどっかに行ったと思うのですが、そうではなく、やはりうな重が食べたいようです。
9月はみんなのおかげで良い成績で黒字でしたらから、11月か12月の土曜出勤日にうな重をごちそうしたいと思います。(10月の成績は、ちょっと見るのが怖いのですが。)
2023年11月1日